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IDカードのサイズって?名刺やはがきなどの大きさについても

IDカードのサイズって?名刺やはがきなどの大きさについても

IDカードには、JIS規格で定められたサイズが存在します。また、名刺やはがき、交通系カードにも標準的なサイズがあるため、これらのサイズを理解して制作することが重要です。

本記事では、IDカード・社員証のサイズや一般的なカードのサイズ、その他よく使われるカードのサイズについて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

IDカード・社員証のサイズ

IDカード・社員証のサイズ

IDカードや社員証のサイズについては、JIS規格で定められたサイズが存在します。具体的なサイズは、85.598mm(長辺)×53.975mm(短辺)、3.18mm(角R)、0.762mm(厚み)となっており、多くは、85.6mm×54mm、角3R、厚み0.76mmで表記される場合が多いです。

また、材質については、「PVCカード」と呼ばれる厚手の塩ビ製のカードと「PETカード」と呼ばれる薄手のPET製のカードが用いられます。プラスチックカードの「厚み0.76mm」の構造(積層)は、3層または4層構造になっているのが一般的です。

なお、財布などのカード収納部分はこのサイズに合わせて作られているため、ほかのサイズでカードを制作してしまうと、収納しにくいといったトラブルが起きる場合があります。

一般的なカードのサイズ

次に、一般的なカードのサイズを紹介します。

  • 名刺
  • はがき
  • 交通系カード
  • トレーディングカード

それぞれについて詳しくみていきましょう。

名刺

日本で使用されている名刺のサイズは、「55mm×91mm」が標準的なサイズです。4号名刺とも呼ばれており、ビジネスシーンで利用されている名刺はこのサイズがほとんどです。

また、プリンターで名刺サイズを選べば、この「4号名刺」で印刷されます。そのため、名刺を作成する際は、このサイズで制作すれば間違いありません。

ただ、大阪では「9号」と呼ばれる文化が残っているため、地域によっては混乱しないように注意が必要です。

さらに、欧米諸国では、日本の標準サイズよりも少し小さいサイズ、51mm×89mmが標準サイズとして使われているため、海外のビジネスパーソンにカードケースをプレゼントする場合には注意してください。

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はがき

一般的なポストカードや郵便はがきのサイズは、100mm×148mmとなっています。商用のダイレクトメールや挨拶状、年賀状などの「はがき」と呼ばれるものの多くがこのサイズです。

このサイズは、107mm×154mmまでの「第二種郵便物」の規定サイズに収まるため、はがきとして安価な料金で郵送することができます。そのため、オリジナルのポストカードなどを制作する場合は、このサイズで制作することがおすすめです。

また、はがきには「往信用はがき」「返信用はがき」が横つなぎになっている往復はがき(200mm×148mm)や、通常のはがきサイズより大きい大判はがき(120mm×235mm)と呼ばれるサイズがあります。

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交通系カード

交通系カードには2種類のサイズが存在しています。1つ目のICカード定期券は、クレジットカードと同じサイズの53.98mm×85.60mmの定期券です。Suica(スイカ)定期券やPASMO(パスモ)定期券などがこのサイズに該当します。

2つ目の磁気定期券は、切符と同じ素材でできた従来の定期券で、サイバネ規格と呼ばれている57.5mm×85.0mmのサイズになります。磁気定期券の方がサイズが大きいため、一般的なパスケースに入らない場合があり、注意が必要です。

トレーディングカード

日本で販売されているトレーディングカードのサイズは2種類です。一般的なサイズでは、63mm×88mmが標準であり、少し小さいサイズの59mm×86mmも流通しています。

ただし、カードスリーブ(保護フィルム)を含める場合、カードサイズよりも周囲が3~4mmほど大きくなるため、ケースを制作する場合は、この点も考慮しておくのが望ましいです。

また。63mm×88mmのサイズは、世界共通規格のコレクションカードのサイズですが、小さい59mm×86mmのサイズについては、子どもが遊びやすいように配慮して作られているといわれています。

その他よく使われるカードのサイズ

次にその他よく使われるカードのサイズについて解説します。

  • A6サイズ(A4サイズの4つ折り)
  • A5サイズ(A4サイズの半分)
  • 特注サイズ

それぞれについて詳しくみていきましょう。

A6サイズ(A4サイズの4つ折り)

A6サイズは、国際規格で定められた「A判」規格であり、105mm×148mmのサイズを指します。サイズとしては、ポストカードに近い大きさであり、文庫本のサイズとしてよく利用されているサイズです。

A6サイズは、ある程度の情報量を掲載できるサイズでありながら、コンパクトに携帯できるという特徴を併せ持ったサイズです。また、申込書等を印刷してケースに入れる際によく使われるサイズでもあります。

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A5サイズ(A4サイズの半分)

A5サイズとは、国際規格で定められたサイズの1つで、148mm×210mmの大きさを指します。サイズのイメージとしては、書籍や雑誌、小さめのチラシや書類として身の回りで多く使われているサイズです。

定番のA4サイズのちょうど半分の大きさであるため、取り扱いがしやすく、小さめのチラシやちょっとした書類であれば、このサイズがおすすめです。

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特注サイズ

特注サイズについては、最小40mm×40mmから最大330mm×330mmの範囲で業者に加工を依頼できるケースが多いです。

1mm単位での注文を受け付けてくれる業者も多いため、オリジナルのサイズにこだわったカードを制作したい場合は、各業者に特注サイズの対応可否について問い合わせをしてみるのがおすすめです。

 

オリジナルのカードケースを作成するなら

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これまで、IDカード・社員証、一般的なカードサイズについて詳しく紹介しました。

一般的なカードは標準サイズが決まっているため、流通しているほとんどのカードが同じサイズになっています。もし、オリジナルサイズのカード作成に併せて、オリジナルカードケースを作成する場合は、弊社「コクーゾ」にご相談ください。

コクーゾでは、IDに関連するグッズをトータルで提供しています。専門サプライヤーとしての技術や知識を活かし、お客様の求める声や困っている声に個別に対応し、それを形としてご提案可能です。

また、コクーゾでは、各ノベルティグッズを手作業によって丁寧に制作し、きめ細かい製品作りを行っています。さらに、規格外の特注サイズのカード用ケースの作成にも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

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様々なカードのサイズを理解しましょう

この記事では、IDカード・社員証のサイズや一般的なカードのサイズ、その他よく使われるカードのサイズについて解説しました。

IDカード・社員証には、JIS規格で定められたサイズが存在します。また、名刺やはがき、交通系カードにも標準的なサイズがあるため、これらのサイズを理解して制作することが重要です。

もし、サイズが一般的なサイズと異なる場合、IDカードケースやパスケースに入らない可能性もあるため、カードの管理が煩わしくなる懸念があります。この記事を参考に、用途に適したサイズでIDカード・社員証の制作をしてみてください。

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